ポイ活を始めて2週間、レジで「23万ポイントあります」と言われた話

実践記録
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先日、JRの駅構内で買い物をしたときのことです。会計のときに「JRE POINTはおつけしますか」と聞かれ、いつもどおり「お願いします」とカードを出しました。

読み取り機に通したあと、店員さんの手が止まりました。

「23万ポイント以上ありますね……こんな方、はじめて見ました」

同じ日の夜、私は20円を数えていた

補足すると、私はポイ活を始めて2週間ほどの初心者です。

アンケートサイトに登録するのに80分かかり、初日に獲得できたのは32円でした。先日はアンケート1本に4分かけて20円。時給に換算すると300円です。その数字を毎日記録して、記事にしています。

その同じ人間の財布に、23万ポイントが入っていた。1ポイント1円相当なので、23万円分です。

正直に言うと、レジではうまく反応できませんでした。

なぜ気づかなかったのか

理由ははっきりしています。ポイ活を「していなかった」からです。

私は通勤で毎日JRを使います。Suicaにチャージして改札を通り、駅ナカで飲み物を買う。それだけを何年も続けていました。ポイントを貯めようとしたことは一度もありません。貯めていたのではなく、置き忘れていただけです。

ポイ活を始めてから、私は1円単位で記録をつけるようになりました。皮肉なことに、その習慣がなければ23万ポイントに気づいても「へえ」で終わっていたと思います。20円を数えていたから、23万円が見えた。

そこで、この23万ポイントをどう使うのが一番いいのかを調べました。以下はすべて公式サイトで確認した数字です。

JRE POINTの出口を、単価で並べてみた

JRE POINTには交換先がいくつもあります。1ポイントあたりの価値で並べると、こうなります。

使い道必要ポイント1ptあたり
Suicaグリーン券400〜600pt(ステージ別)乗る距離しだいで1円以上
Suicaチャージ1pt=1円1.0円
JALマイルに交換1,500pt=1,000マイル0.67マイル

Suicaチャージは1ポイント1円ちょうど。わかりやすい代わりに、それ以上には増えません。グリーン券は交換に必要なポイントがJRE POINTステージによって400〜600ptと変わり、乗る距離が長いほど得になります。

そしてJALマイル。ここに、ほとんど語られていない落とし穴がありました。

同じ「マイル交換」で、レートが倍違う

JRE POINTをJALマイルに交換する商品は、公式サイトに2種類あります。どちらも「1,500ポイント単位」で同じに見えますが、もらえるマイルが違います。

商品番号対象カード1,500ptで
941JALカードSuica(普通・CLUB-A)/ショッピングマイル・プレミアム未加入500マイル
941同上/ショッピングマイル・プレミアム加入1,000マイル
940JALカードSuicaゴールド1,000マイル

同じ1,500ポイントを出して、500マイルの人と1,000マイルの人がいます。ちょうど倍です。

分かれ目は「JALカード ショッピングマイル・プレミアム」に入っているかどうか。年会費は4,950円(税込)です。そしてCLUB-Aゴールドカード、JALダイナースカード、プラチナ、プラチナ Pro、JAL CLUB EST の会員は自動入会・年会費無料で、最初から1,000マイル側が適用されます。

私はゴールドを持っていたので、何もせずに1,500pt=1,000マイルの側にいました。もし普通カードでプレミアム未加入だったら、同じ23万ポイントで受け取れるマイルが半分になっていた計算です。

ネットには「JRE POINTのマイル交換はレートが悪い」と書かれた記事が多くあります。それは半分正しくて、半分不正確です。どちらのレートの話をしているかで、結論が変わります。

単価では最下位。それでも私はマイルを選ぶ

ここまでの表を見ると、マイル交換は単価で見劣りします。1,500ポイント出して1,000マイル。1マイルを1.5円で買っている計算です。

それでも私はマイルを選びます。理由は、マイルだけが出口で価値が跳ねるからです。

23万ポイントは、1,500pt単位で153回交換できます(229,500ポイント使用)。受け取れるのは約153,000マイル。JAL国際線特典航空券の必要マイル数(公式・2026年4月16日更新の基本マイル数・片道)と突き合わせると、こうなります。

行き先(ビジネスクラス)往復に必要153,000マイルで
ハノイ・ホーチミン60,000往復2回+33,000マイル残
バンコク・シンガポール80,000往復1回+73,000マイル残
ホノルル86,000往復1回+67,000マイル残
ニューヨークなど北米110,000往復1回+43,000マイル残
ロンドン・パリ114,000往復1回+39,000マイル残

置き忘れていたポイントで、ロンドンかパリにビジネスクラスで往復できて、まだ39,000マイル残ります。Suicaチャージなら23万円ぶんの電車賃です。同じポイントでも、出口の選び方でここまで変わります。

ただし注意点があります。上の数字は「基本マイル数」で、空席状況によっては追加マイルが必要になる「特典航空券PLUS」の仕組みがあります。繁忙期ほど多くのマイルが必要です。

まとめ:口座を見ることから始まる

今回わかったことを整理します。

  • JRE POINTは、ポイ活をしていなくても通勤だけで貯まる
  • JRE POINTの通常ポイントには実質的な失効の心配が少ない(獲得・利用のたびに期限が延びる)ため、気づかないまま積み上がる
  • JALマイルへの交換は、カード種別とショッピングマイル・プレミアムの加入有無でレートが倍違う
  • 単価だけ見ればマイルは不利。ただし特典航空券という出口があると逆転する

ポイ活を始めて一番大きかった収穫は、20円の記録ではなく、「自分が今どこにいくら持っているかを見る習慣」だったかもしれません。

もしJRE POINTを登録したまま放置している方がいたら、一度だけ残高を見てみてください。私のように驚かれるかもしれません。

参照した公式ページ

  • JRE POINT「マイルに交換(普通カード、CLUB-Aカード)」商品番号941
  • JRE POINT「マイルに交換(ゴールドカード)」商品番号940
  • JRE POINT「交換商品一覧」
  • JALカード「ショッピングマイル・プレミアム」
  • JAL「JAL国際線特典航空券 必要マイル数」(2026年4月16日更新)

※本記事は2026年8月9日時点で各公式サイトを確認した内容です。制度やレートは変更される場合があります。

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